ダイバーズ保険の魅力は何と言っても大事な器材を補償してくれる“携行品特約”と言っても過言では無いかもしれません。色々なスポーツがありますが、こんなに沢山の器材を抱えて行うスポーツは他にはなかなかありません。
さて、最近はカメラのグレードも白熱化しつつあり、デジタル一眼を使い始めるユーザーも増えてきました。ここで悩ましいことは、携行品特約は「合計20万円まで」ですが「一品の限度は10万円まで」となっていること。
●例1.カメラセット全損15万だと、限度10万を越えてしまうのでしょうか・・・
【答え】いいえ、カメラ全損8万(◎)+レンズ全損7万(◎)と考えるので、「9万+7万-免責3,000円=147,000円」の補償を受けられます。
●例2.高額カメラセット全損30万だと、どの様になるのでしょうか・・・
【答え】高額カメラ全損20万(○)+レンズ全損10万(◎)は、高額カメラだけ10万円の限度が抵触してしまいます。
「10万+10万-免責は全損のため消滅=200,000円」の補償が受けられます。
●例3.複合して4つの器材が水没してしまったが・・・
【答え】ハウジング修理3万(◎)+カメラ全損8万(◎)+レンズ全損5万(◎)ストロボ修理2万(◎)+シンクロコード全損1万(◎)の場合。
「3万+8万+5万+2万+1万-免責3,000円=187,000円」の補償になります。
あくまでも一品毎の限度額は10万円ですが、複合しての限度額は20万円まであります。しかも品数には限度は存在しませんので●例3.の様に複合していても補償される可能性はあります。
ただし、1年間の契約期間の中で保険使用した金額分ずつ補償される残金は減っていきます。翌年、継続されるまで補償額は復元しません。ご注意ください。
例えば、●例1.の場合、保険満期日までの補償額は53,000円となります。
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