“自転車”は、立派な自動車。正しくは軽車両の分類になります。よって、交通法規上は“車両”として守らなければなりません。どんな道も左側通行。一方通行だって守ります。進入禁止は入れません。歩道も歩行者の物です。しかし、おまわりさんだって歩道は走るし、一通だって逆送してくるぞ。
これ本当にみんな間違えているんです。しかし、上記の例には例外がありこの例外が大半を占めるので、どっちが正しいか分からなくなっているのでしょう。例外には歩道でも「自転車走行可」と書かれている広めの歩道でしたら、あくまでも歩行者を優先しながら走行可能です。
■自転車専用及び歩行者専用 325-3
http://www.kictec.co.jp/sing/kisei/325-326/325.htm
進入禁止標識にも「自転車は除く」と大抵書かれているので、OKになるわけです。が、左側通行を守らず右や左に都合良く変更するのは交通違反。ハワイなどでは、厳しく罰金刑を受けますのでご注意を。
車が空いていたり、歩行者がいない歩道などでは友達と併走して走るのも楽しそうですが、原則禁止。バイクだって併走していたらアブナイですよね。
しかし、こちらも例外があり観光地などで見かけますが以下のような標識があります。
■並進可 401
http://www.kictec.co.jp/sing/siji/401-406/401.htm
最近気になる新聞記事がいくつかありました。車道から自転車が閉め出される事への疑問。大いに疑問ですね。基本的に日本では、自転車文化が育てられていないと思います。昨年から始まった「自転車対策検討懇談会」なる場にて“ママチャリ”とは。分かりやすい表現かもしれませんが、“ママチャリ”って使い捨て文化を象徴するものになっていませんか。自転車マナーの基本は家庭内で教えるもの。ゴミ捨てマナーと同じです。
■自転車通勤・新聞記事(2月8日毎日新聞より)
http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/kishanome/news/2……6000c.html
■自転車対策検討懇談会
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2091/8thprog……eigen.html
さて、最後にそんな自転車でどんなにマナーを守っていても事故に出会い、加害者になってしまうときもあるでしょう。弊社に寄せられる相談ごとのほとんどの場合、被害者はお年寄りや子どもです。そして車の事故より、大きなケガをされ、大きな後遺症を負ったりしています。理由は歴然としており自転車と歩行者は“車よりも近いところ”を走っているから、接触したときに弱者は大きなケガを負いやすいのです。
保険カバーする方法は「個人賠償責任保険」があります。
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