保険の基礎知識。保険の誤解を解きたい“誤解の解凍”。保険に対するよくある疑問にお答えします

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駐車中の失敗 Vol.28

3ヶ月続きましたが、駐車中の失敗シリーズは本号にて最終稿にします。
少ない例かも知れませんが「タワー式大型駐車場」「昇降2段式駐車場」。それから「カーフェリー内での駐車」について。

「タワー式大型駐車場」
http://www.takebishi.co.jp/product/building/02/01/index.html

「昇降2段式駐車場」
http://www.tokyu-car.co.jp/parking/s_tp001.html

“リアゲート・参考写真”
http://plaza.rakuten.co.jp/suechie/diary/200609090000/

「タワー式」で起きる事故は“リアゲートの不完全な閉め”“助手席の半ドア”などが殆どで、営業車に多く見られます。顧客先にてリアゲートから商品を沢山下ろし、両手に目一杯抱えていたりするのではないでしょうか。

駐車場係員も見た目にはしまっていますのでタワーを廻してしまいます。どこかのタイミングでゴンドラが揺れたときにリアゲートが開いてしまい、次にゴンドラが動いたときには大きな音と共にリアゲートが引きちぎれ、他の車めがけて落ちてきます。途中で止まることなく落ちてくる場合が多く、被害は多数台数に及び、高額賠償に繋がります。

「昇降2段式駐車場」は最近のマンションにて多く見かけるシステムで、「3段式」も珍しくありません。この駐車場での事故は“来訪者”が起こしてしまうケースが目立ちます。当然使い慣れないものですから注意する視点がずれることもあり、身内の車にダメージを与えてしまう後味の悪さも見受けられます。是非、オーナーが注意深く入出庫をアシストしてあげると良いと思います。

「カーフェリー」では、大型トラックに混ざり乗用車やオートバイが所狭しとひしめきあって駐車させられます。大型船は意外と揺れは少なく車同士ぶつかることはなかなか無いのですが、“サイドブレーキの閉め忘れ”による事故があり、マニュアル車はもちろんオートマ車もパーキング&サイドブレーキをしっかりと引く必要があります。オートマ車では、自分の車では無い場合(レンタカーや友人と交代)にシフトレバーをパーキングに入れたつもりでもニュートラルにしか入れておらず、さらにサイドブレーキも甘く、カーフェリーが停泊時の揺れで暴走してしまった例があります。この時は、カーフェリーの船内作業員が犠牲者になってしまいました。

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