東洋医学では、肝腎要の語源が示す通り、腎臓と肝臓が内臓の中で非常に重要視されていて、これらの臓器の機能不全はあらゆる病気の遠因となり、他の臓器にも悪影響を及ぼすといわれています。
肝臓は血を蔵し、不要物を解毒・分解するといわれており、西洋医学もほぼ同様の考えです。
また、怒りの臓器ともいわれ、怒りっぽい人・イライラしている人は肝臓に負担をかけるという思想も面白いですね。
腎臓は活力を司るという考えから、精力・やる気・元気の源となる臓器といわれています。不純物を濾過し血流を改善するというのは、西洋医学でも同様の見解です。また、脳の働きを司るともいわれており、脳障害=腎臓の不活性と考えます。
このように、いずれの臓器も非常に重要な役割を果たしており、これらの臓器を活性化させるには水の摂取が重要です。
今や西洋医学のどの医師も、水の摂取の重要性を説いています。
実際、血流が悪くなると脳梗塞などのリスクが増し、肩こり・腰痛・冷え症・むくみ・慢性疲労の原因になります。身体が冷えるとリンパの働きが鈍り、免疫力が下がり、他の病気にもかかりやすくなります。
それを防ぐ為にも、腎と肝の働きを向上させる水を多く摂取することを心がけましょう!
ミネラルウオーターとお茶やジュースとは全く違いますし、水道水や浄水器の水とは成分や働きが違いますから、なるべくミネラルウオーターを摂るようにしましょう。
少しずつ量を増やし、最終的には毎日2Lを摂取することが目標になります。
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