この洗浄剤は腸管を刺激しないので、ふつうの下剤と違い、飲んでもお腹が痛くなりません。
「2リットル飲む」と聞くと大変なようですが、さほどではありません。
はじめはお腹が張りますが、何回かトイレに行くうちに、だんだん張りも収まってきます。
完全に腸をきれいにし、内視鏡検査をすませた後、今度は比較的大量のビフィズス菌とオリゴ糖をセットで飲みます。オリゴ糖はウェルシュ菌(悪玉菌)にとっては栄養になりませんが、ビフィズス菌(善玉菌)の栄養になります。ビフィズス菌はオリゴ糖を分解して、酢酸をつくり、腸内環境を酸性にします。
腸内が酸性になった環境は、ビフィズス菌にとっては棲みやすく、ウェルシュ菌(悪玉菌)にとっては棲みにくい環境なのです。
このように、コロン・クレンジング(腸洗浄)によって、たった1日で腸内細菌叢をビフィズス菌優位のきれいな腸内環境にすることができます。腸内環境がこの状態で安定すれば、当然便秘や大腸ガンの予防にもなるわけです。
何年もかかってだんだん増えてきた悪玉菌を、たった1日で赤ちゃんのときと同じ、ビフィズス菌の環境に変えてしまう。
コロン・クレンジング(腸洗浄)は、まさに「腸内革命」だといえます。
▼ 関連記事 こちらもご覧下さい