平和な世の中に慣れてしまった生活。突然の災害・事件に対処できるのだろうか?

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身近に感じる危機管理

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保険をもっとわかりやすく > 身近に感じる危機管理 > 第135話 大型自然災害の後も危険はいっぱい

第135話 大型自然災害の後も危険はいっぱい

今年の大型台風による被害は未だ収束されず、元の生活に戻るには数年かかる地域もあるようです。
被害に遭われたお客様には心よりお見舞い申し上げます。

富士山には初冠雪が観測されました。そろそろ冬の到来です。今回の災害被害がそのまま雪の季節に牙をむいて襲い掛かってこないように、この時期にしっかり対処しておきたいものです。

1.地デジアンテナ

雨といが外れていたり、地デジのアンテナワイヤーが外れてぶら下がっていたり、自転車置き場の屋根が割れてパタパタ音を立てていたりといった被害が目に着くのですが、すべて知り合いの家ではないので、なかなか指摘もできません。

台風も一段落した様子だし、次の季節までに修理すればいいか、と先送りしてしまう方もいらっしゃると思います。

それでも、木枯らし1号に始まり真冬にも強風が吹き付ける日もあるでしょう。雪だって降り積もるかもしれません。そんな時に今回傷んでいたところから、思わぬ二次被害が発生するかもしれません。いえ、加害事故に発展する可能性も大きくあります。

地デジアンテナの不具合は、既に使われなくなったことから家の中からは気が付きにくいと思います。このアンテナが風に飛ばされ、駐車中のクルマにでもブツかっていけば傷がつくことは否めません。子供やお年寄りにブツかると大変なことになります。

一度、ご自身の建物を確認してみてください。ご両親が住まわれている実家なども、機会を見てチェックしてあげると何か見つかるかもしれません。

2.いつもの散歩道

筆者が毎朝通勤する、ここ東京は井の頭公園でも危険がたくさん残っています。

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《 ※ 写真は、クリックで拡大します ※ 》

【写真1】大きな公園が点在するおかげで環境が良いのですが、樹木の倒木は数々あり、未だに撤去は手配が成されていません。

しかも頭上には大きく折れて、残存する枝もあり【写真2】、これから枯れてしまうのでしょうが、いつ落下してくるか予測もつきません。兎に角、強風時には近づくな!です。中には、このまま倒れれば、通学路まで枝が届いてしまうほど長身な倒木もあり、これらの警戒標識も徹底できていません。

また樹木上部にブルーシートがひっかっており【写真3】、更に大きく風を受け止めているので倒木の可能性が高くなっています。

3.豪雪に備える

以上のケースに、この冬更に雪が積もったりすれば被害が拡大することは想像に容易いと思います。

電線や電話線を切断したり、枯れ枝などが用水路を塞いで床上浸水を巻き起こしたり、今のうちにリスクを洗い出して対処する必要があります。

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