偶然その場に居合わせたら、避けようのない事象があります。自然の猛威に始まり、通り魔的な事件もあります。最近、色々な意味で注目を集める事故が“自動車の逆走事故”ではないでしょうか。社会問題になっており、テクノロジーの開発も進んでいるようです。
現代社会において、自分だけがしっかりと法律を遵守しモラル高く生活していても、相手が辺り構わずに襲い掛かってきたらば適切に応戦できるものではありません。そのような事故のひとつに自動車の逆走が挙げられます。マスコミによると高齢者であることが原因の様に報道されていますが他にも原因はあるようです。しかし此処では高齢者の逆走を中心に考えてみます。
高速道路での逆走事故は、死傷事故に至る確率が4倍、死亡事故に至る確率は40倍に増えるそうです。
逆走行為など理解しがたいものですが現実に頻発しており、全国の高速道路では2日に1回の頻度で、年間40件の逆走事故が発生いるそうです。そして逆走の約50%はインターチェンジやジャンクションで発生しており、ドライバーの約7割は65歳以上とのこと。
(イタルダ資料参照、年度不明)
等が主なケースのようです。
筆者自身、見知らぬ道の標識に戸惑い、逆走しかけた経験はあります。この点は、国交省も重く考え対策を講じているようです。
無保険であるケースが多いことも事実です。保険料をケチっているわけではなく、単純に継続を忘れているらしいのです。
忘れているのは任意保険だけではなく、車検も継続し忘れているので自賠責保険も継続されていません。
この様に無保険状態のまま人身事故を起こしてしまうと、被害者は充分な賠償を得られない事になります。(国の救済制度は機能します)
このような被害事故に遭遇してしまう可能性は、誰にでもあり得ます。そのような時にこそ、あなたの加入している任意保険が役に立つはずです。最新型の自動車保険はこの様な被害事故にも対応している設計になっています。
また、連絡が取れず未継続になってしまう様なお客様がいない様に、保険代理店としても心を引き締めたいと思いました。
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