●類似した質問
□1.遭難捜索費用は「ダイバーズ」で補償されますか。
□2.夫婦で遭難したが、2名とも「ダイバーズ」契約者だった。
□3.ドクターヘリも、保険対象になりますか。
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□1.遭難捜索費用は「ダイバーズ」で補償されますか。
Ans.◎【救援者費用】でカバーできます!
公的機関(※1)に遭難を届け出た後であれば、有償での捜索活動にも【救援者費用】が適用でき、最大200万円まで補償されます。
ヘリコプターチャーターは1分間1万円ともいわれますが、200万円あれば3時間は飛ばすことができます。
また、地元の漁師さんたちによる無償の捜索活動も高い成果が期待され、大変に有効な手段です。このような善意にも漁業組合を通して、謝礼をお支払させていただくことが可能です。
(※1)公的機関とは、警察署・消防署等や、郵便局や漁協なども含まれます。海外では、コーストガードなどが該当します。
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□2.夫婦で遭難したが、2名とも「ダイバーズ」契約者だった。
Ans.◎【救援者費用】200万円は、2名分になります。
カメラを買い替えたばかりの奥様のフォローをしていたら、いつの間にか流されてグループからはぐれてしまい、水面でも落ち合えず、仕方なく漂流状態で発見されるのを待つことに。
ほかにも、視界の悪い中でお目当ての魚に夢中になっていたり、器材のトラブルだったり、ほんの些細なきっかけでボートとはぐれてしまう可能性がありますね。
さて、漂流状態の夫婦ですが、無事救出されてほっと一息ついたところに捜索費の請求書が届きます。
仮に、一人あたりの捜索費が200万円なら、その費用は【救援者費用】でカバーできます。
ご夫婦で「ダイバーズ」を契約していたら、お二人とも同様に捜索費200万円ずつ【救援者費用】でカバーできます。
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□3.ドクターヘリも、保険対象になりますか。
Ans.◎はい、【救援者費用】の対象になります。
沖縄の離島でボートダイビング中、エントリー時に船のはしごで指を挟んでしまい、第一関節から切断。
船長の好判断により、ドクターヘリを要請。氷漬けにした切断部位と一緒に沖縄本島の病院へ救急搬送。指は無事、復元されたました。
このように保険への加入が認知されていれば、迷わず迅速に救助を要請することができます。
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【救援者費用】での支払ケースには大別すると、
A.契約者本人(被保険者)に保険金が支払われるケース
B.ご家族に支払われるケース
に分類することができ、
B.のケースは、ご本人が死亡した場合や行方不明のまま。または重篤であり、ストレッチャーで帰国しなければならない様なケースです。
今月は「A.契約者本人(被保険者)に保険金が支払われるケース」を特集しました。
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◎補償対象になるケース
1)搭乗していた航空機や船舶が行方不明になった場合
遭難した場合
2)突然の事故により安否不明の場合
緊急の捜索・救助活動が必要な場合
3)外出先でケガをして14日間以上入院、または死亡した場合
◎支払われる保険金
1)捜索費、救助費、移送費
2)現地への交通費、宿泊費、諸雑費(ご家族)
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