●類似した質問
□1.海外でのドリフトダイビング終了時に上手く待ち合わせできず、日没が近づいてきたのでコーストガードと漁師に捜索を要請。
□2.日帰りの予定で沢登りに出かけたが、うっかり5m下の岩場に滑落。骨折して動けなくなる。翌日、留守宅家族が救助を要請。
□3.家人が連絡もなく数日間帰宅しない。警察へ捜索願を出し、良く登っていた山も捜索してもらった。
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先日、神奈川県の丹沢で沢登り中の58歳男性が5m滑落し、骨折のために動けず、外部との連絡も取れないまま9日間も雨水だけで過ごしたが、県警救助隊とヘリによって無事救出されたと報道されていました。
http://www.aab-tv.co.jp/news/annnews_tp_190916022.html
また、人気漫画家が失そうしており、家族から捜索願が出ています。
http://www.aab-tv.co.jp/news/annnews_tp_190916036.html
●類似した質問へのお答え
□1.この様な時こそ迷わずに、警察など公的機関に連絡を取り、早めに捜索を始めてください。
急激かつ偶然な事故が起こったことが想定されますし、地元警察やコーストガードなど公的機関へ行方不明を届け出て公的機関側が捜索・救助を要すると判断された上での救助活動には、「救援者費用」が適用されます。
□2.フィールドが山に代わっても、同じことが言えます。
この方は一人暮らしでしたが、会社の同僚から御兄弟に連絡があり捜索願が出されました。手配が遅れたことは明白です。
お1人で活動する方は、下山予定と無事帰宅連絡を親しい方に行う習慣をつけ、保険の機能も説明しておくと良いでしょう。
□3.このケースでは「救援者費用」適用できません。
山では、入山・下山を地元警察に届けたり客観的に判断でき、海でも現地ツアー会社が海にいる事を証言できます。
よって場所を特定し、事故性を想定できるので捜索・救助が決定できますが、本件は事故性も場所も特定できないので、保険の対象にはなりません。
■補償対象になるケース 詳しくは下記URLをご参照ください。
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