●類似した質問
□1.前回は何でもなかったのに、今回はカメラが水没した。
□2.久し振りに使おうと思ったらストロボが点灯しない。
□3.被写体に出会ったときには、水没していた。
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【故障】
故障の中でも、原因不明の故障では保険の対象になりません。
×長年大切に使ってき物や、使用頻度の高かった物は、いずれ故障してしまいます。
×車のタイヤや電球などに例えられますが、時間を掛けて壊れた物は、保険の対象となりません。
一方、急激かつ偶然な外来の事故であれば保険対象になります。
○水没による故障が身近な例ですね。
【原因不明】
ところが我々保険者を悩ます事故報告の中には、「自分はちゃんとセッティングしたのに・・・」「メンテナンスは慣れているからミスは無いはず」等があります。
このケースですと、保険ユーザーのミスが特定されていませんから、メーカーの欠陥または消耗を疑うことから始めなければなりません。
リコールを含め、個的な欠陥が発見されればメーカーによる保障が得られますが、大抵は検査の結果、問題は発見されず有償修理になります。
とにかくもう一度、水没・故障の原因を思い出してみてください。
そして明確に述べていただくことが必要です。
【保管中】
大抵がメンテナンス不足、又はメンテ方法が適切でないケース。
これはケースバイケースですが、
×さび等ゆっくり変化するものは保険対象になりません。
○グリスの塗り過ぎなどで、水没してしまった場合は、急激な事故なので保険対象になります。
△熱い車中に、ハウジングを乗せっぱなしに。
保険対象には難しいと考えられます。壊れることが予想されるので保険会社の判断は厳しくならざるを得ません。気を付けてください。
【移動中】
ダイビングは、飛行機や船など移動手段の中で、荷物を移譲する場面が多くあります。この時に、大事なギアやカメラを動作チェックすることは不可能でありますが、バゲージの大きな凹みなど客観的な事実を観察することが必要です。
そして本番前に、動作チェックしておく事も必要で、問題があれば、航空会社の扱いを特定することも可能でしょう。
○航空会社が認めてくれれば、なお保険対象として有効になります。
【ダイビング中】
カメラの水没ですが、エントリーの方法に問題が多いようです。
ベテランでも基本通りに、入水後ボートから手渡しして貰うようお願いします。
○感心できませんが、このケースでも急激な事故ですので保険対象にはなります。
そして、何時ものように海中でも水没チェックを行いながら潜水して行けば、カメラ被害は軽微で済みます。
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