保険の基礎知識。保険の誤解を解きたい“誤解の解凍”。保険に対するよくある疑問にお答えします

文字サイズ
標準サイズ
大きいサイズ
記事検索

保険の基礎知識

保険の基礎知識

保険の基礎知識。保険の誤解を解きたい“誤解の解凍”。保険に対するよくある疑問にお答えします

保険をもっとわかりやすく > 保険の基礎知識 > 飲酒運転の撲滅を願って Vol.31

飲酒運転の撲滅を願って Vol.31

メルマガ読者の中には、飲酒運転などされる方はいらっしゃらないと思います。が自分自身の経験ではあるのですが翌朝早くから出掛ける予定があるのに、昨夜の深酒がたたり寝ぼけたまま車を走らせる・・・。これもマズイですよね。アルコールが残っています。朝5時、まだ暗く道路も空いていますが、青信号なんて信じられません。信号の変わり目で、赤から青に変わった瞬間そのままのスピードで交差点に入ったタクシーが、大きな音と共に右方向へ飛ばされた。私は2台目でスピードは出ていず無事でしたが、1台ずれたら私が被害者に・・・。その時に、昨夜飲酒したアルコール残量濃度が問題になることを考え「大変な損になるな」と考え直しました。何故ならば、自分の信号が青だったと証明されても、アルコール濃度の残留については、別に責任(処罰)がでてくるわけですから。

◆刑法においては、【20年以下の懲役】
・人を負傷させた場合で、1ヶ月以上15年以下の懲役。
死亡事故では1年以上20年以下の懲役。

◆道路交通法では、
・酒気帯び運転ならば、【50万罰金と2年間の免許取消】
1年以下の懲役又は30万円以下の罰金。6~13減点免停30~90日。
・酒酔い運転になると、
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金になり、25減点で免許取消2年。

◆アルコールが体に与える影響【体重60kgの人で体内処理に3~4時間】
・体内でのアルコールの処理は体重1kgにつき、1時間で0.1gという速度。
・体重60kgの人がビール大瓶1本を処理するには3~4時間かかります。
・よく飲んだ後に、少し休んで運転していく方がいますが、1時間後くらいがもっとも酔っている状態だそうです。(NHKためしてガッテン参照)

◆保険会社から【「飲酒運転か否か」の調査・確認】
・各保険会社では契約者に対して、事故の発生した時間帯によっては「飲酒運転か否か」を確認させて頂きます。時間帯は各社基準が異なるようですが、日没から翌朝8時くらいの間でしたら確認される可能性があります。また、事故の形態が妙に感じられたときにも確認される可能性があります。

◆飲酒運転で事故を起こしたら保険は有効か【「対人」と「対物」は有効】
・この記事は書くことを迷うのですが、飲酒運転での「対人賠償保険」と「対物賠償保険」は、有効に働き支払われます。何故ならば、国の指導もあり“被害者救済が第一”という社会的指名のもと、この様な約款に定められています。よって、全・損害保険会社に共通しています。「対人賠償保険」と「対物賠償保険」以外の車両保険や搭乗者傷害・人身傷害などは、対象になりません。くれぐれも、変な安心に繋げないでくださいね。

ページの先頭へ


メルマガカテゴリー

ネットde保険@とらべる

過去の記事(年別)
プロフィール

保険の基礎知識や保険選びの知識、保険に頼らない健康づくりなどの情報をメールマガジンで配信しております。

保険見直し、保険選びのご相談は遠井保険事務所へ

モバイル版

このメルマガバックナンバーは、携帯電話でも閲覧できます。下のQRコードを読み取ってアクセス!

http://melmaga.toy-hoken.co.jp/


Copyright (C) ほけんのABC All Rights Reserved.