2004年度の海外出国者数は1,680万人。そのうち、犯罪や事件で現地の大使館などに援護を求めた旅行者の数は21,871人。計算では769人に1人が何らかのトラブルにあっていることになります。
●外務省海外安全HPより(データは外務省調べ)
http://www.anzen.mofa.go.jp/
トラブルに巻き込まれないために・・・・・・・・
■現地の法律を守り、風俗や習慣を尊重すること。
ある行為が日本では許容範囲と見なされていても、国によっては想像もできないほど重い犯罪に該当することもあります。旅行中は、旅行先国の法律を守り、風俗や習慣に配慮した行動を常にとるよう心掛けましょう。
■危険な場所には近づかないこと、夜間は外出を控えること。
渡航先の犯罪が多発する場所をチェックし、そうした場所には近づかないことが大切です。また、夜間の外出には様々なトラブルがつきものです。特に少人数での夜間の行動は、場所を問わず控えることをおすすめします。
■iPod殺人事件
http://adachin.exblog.jp/3836608
http://www.chottonews.com/archives/006369.html
現実に、お客様のご子息がこの様な事件に巻き込まれ世界的に起きている現象を知りました。国はオーストラリア。ハイスクールから6年も現地生活を過ごしているので街にはすっかりなれていたようです。大学からの帰り道、iPodを聞きながら歩いていたところを路地から出てきた二人組にいきなり首を斬りつけられ、路地裏に連れ込まれ更に暴行を受け、iPodを奪われました。幸いにも一命は取り留め、帰国し療養していらっしゃいますが。
ここで思うことはiPodの白いイヤホンコードが、「裕福の象徴」の様に見えるのではないでしょうか。現にNYCでは「白いイヤホンコードは使わないように」と注意を促しています。一昔前に、国内で流行った「ナイキ狩り」に現象が似ています。
■申し上げたいメッセージは
この文章にて、皆さんにも申し上げたいメッセージは「日本人の危険に対する危機感の低さに少しでも警鐘を鳴らせたら」という意図にあります。
1)街中では、なるべく防犯カメラの前で行動する
2)夜道では、カバンを内側(道路ではない側)に抱えて歩く
3)電車の中での睡眠も危険ですよ
4)エレベーター乗車時は、後方にスキを作らない
5)トイレでも、後方から続いて入ってくる人物に注意する。などです。
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