保険の基礎知識。保険の誤解を解きたい“誤解の解凍”。保険に対するよくある疑問にお答えします

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旅行中の思わぬケガ Vol.17

飛行機着陸の際、アナウンスも流れぬうちからシートベルトを外す音が。
次々と我先に降りようと席を立ち、頭上のバゲージスペースから荷物を出そうとしている。その時、突然悲鳴が・・・

額から血を出し、男性が屈み込んでいる。どうやら、自分の荷物を取ろうとしたのだが、飛行中の揺れにより荷物がバゲージスペース内で散乱し、本人の額に向かって落ちてきた様子。ご本人、眼鏡使用のためメガネフレームが割れて、ケガ・出血も大きくなった模様。
凶器と化したその荷物が「ノート型パソコン」。確かにアナウンスにて、使用後は座席ポケットには収容せず(重すぎるため)バゲージスペースに入れるよう案内を受けていた。これは正しい指示だと思う。私も他人のノートパソコンが飛んできてケガをするのはまっぴらだ。50センチ前には、生後8ヶ月くらいの赤ちゃんがお母さんに抱かれて座っていました。もし、ここに落としていたら大変です。

さて、過去に何回も繰り返し述べてきたかもしれませんが、事故発生タイムというものが存在します。全てに置いて、イベント終了間際に起こるのです。今回の例も「飛行機は上手に着陸し旅も終わりだ。さぁ急いで帰ろう」と、思われたのか一瞬の隙を狙われたように不遇な事故に見舞われてしまった訳です。帰国時はおみやげもあったりするので、壊れ物を機内持込として大事にすることが多いのでしょう。しかし、折角無事に着陸したのに、空港病院にて治療を受けるなんて旅も台無しです。ましてや、他人にぶつけてしまった場合には、過失の割合について、ひともめすることは確実です。

注意1)重い荷物やPCは、アテンダントに預かってもらう。

注意2)シートベルト解除のアナウンス前に立ち上がったりバゲージスペースを開閉しない。

注意3)他人と共同で利用するバゲージスペース。

通路側に座った場合は警戒が必要である。

●最後に「海外旅行傷害保険」の見地から、
○上記例のようにケガをした場合、国内での通院を含め治療費全額が保険より支払われます。【傷害治療費用保険金より】
○他人にケガを負わせてしまった場合にも、実治療費・全額がお支払いされます。【賠償責任保険金より】

●「ダイバーズ保険」の場合は、上記とは補償内容が異なります。
○上記例のようにケガをした場合、治療費としてではなく、通院日数給付金が1,000円×実通院日数分支払われます。【通院日額保険金より】
○他人にケガを負わせてしまった場合にも、実治療費・全額がお支払いされます。【賠償責任保険金より】

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