保険の基礎知識。保険の誤解を解きたい“誤解の解凍”。保険に対するよくある疑問にお答えします

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“カメラの水没事故”「午後のダイブで水没・・・」 第2話

先週に続きますが、原因不明の水没で良く耳にするパターンが、何故だか“午後から2度目のダイビング”を行った時点で遭遇しています。もう少し詳しくお話しを伺ってみると、「午前中のダイブでは何も起こらず無事撮影できていた。しかし、お昼のランチ時に防水ケースを開けてメンテを行った」などと聞きますが・・・。

1)潮風にあたりながらオープンデッキでメンテを行った。
2)手は真水で洗い、メンテを行ったはずなのに・・・
3)メディアと電池を交換し、シリカゲルも新しいものに・・・
4)首からバスタオルを掛け、頭を乾かしながらセッティングを・・・
5)思い出してみれば、風邪の強い日だった。

上記は、「塩咬み」「シリカゲルセッティングミス」「髪の毛」「砂咬み」などが考えられます。

ボートダイビングでは、潮風による「塩咬み」を防ぐためにも遮蔽されエアコンの効いた船内にて防水ケースを開け閉めする事が必要です。また、温水シャワーなどで濡れた髪の毛も大敵です。

リーフでの休憩中にメンテするときも危険がいっぱいです。風による「砂咬み」は、かなりの確率で水没します。しかも目ではなかなか確認できません。防水ケースの使い方に自信がないうちは、エアコンの効いたホテル・旅館でのセッティングした状態のまま、1日を過ごすようにする事も賢明です。

何よりも大事なのは、事前チェックの「桶」ですね。更に潜行時にも、チェックしながら深度を深くしていく習慣を付けてください。

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