気温が低くなると節々が硬くなり筋肉も委縮しやすくなるので、特に冬は荷重がかかる膝の違和感を訴える方が少なくありません。
関節の炎症なら副腎(ミネラルバランスが崩れやすい冬は影響を受けやすい)、膝裏リンパ節の炎症は脾臓、関節を支える筋肉の硬縮なら肝臓と、根本原因は実は内科的な問題なのですが、今回はペアワークによる膝関節操作法をご紹介します。
仰向けになって、股関節と膝を曲げます。パートナーは自身の膝で相手の腿裏中央【1】⇒その上の箇所【2】⇒膝裏へ【3】と押圧を加えながら両手で足首を軽く牽引します。最後に腕を膝の間に入れ、膝関節を曲げてストレッチします。
このぺアワークを行なうことで、膝関節に最も影響を与える大腿四頭筋(腿前面)が伸び、大腿二頭筋(腿裏)は押圧によりほぐされ、膝関節は広がります。
膝が痛むときは関節が圧迫されているので、操作後はその圧迫が取れ、違和感が緩和されます。余裕があれば、2~3往復行ってみて下さい。
ご自宅で出来る整体調整法をご紹介しました。
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