今回は斜角筋という首を支える筋肉についてご説明します。
この筋肉は頚椎という首の骨の上から2番目~4番目から起こり肋骨の上から1番~2番目へ斜めに付着しています。特に大きな呼吸時に肋骨を引き上げる役割を持ち、また、首を横に向けたり倒したり、前に倒す動作も担っています。
心配事や悩み事などの不安的ストレスを感じ続けると呼吸が浅くなり、イライラしたり怒りっぽいときには呼吸が乱れます。この呼吸の浅さや不安定さは肋骨の動きに影響されます。その為ストレスを感じ続けると斜角筋も生理学的にストレスを受け凝ってしまいます。
朝起きて首が回らない、以前よりも横に倒したり振り向く動作が硬くなった、
手が痺れるといった症状が気になる方は心的ストレスによる斜角筋の慢性疲労の可能性が考えられます。
座った姿勢から片方の手は椅子の下を掴みます。掴んでいる手と逆側に振り向き更に横に倒します。30秒~1分行います。同様に逆側も行います。
首の回りがスムーズになり、気分もスッキリしていることでしょう。
逆の手はしっかり下方へ掴んで固定するのポイント
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