●降圧剤
利尿剤なので、余分な血液を尿として排出し血管壁の圧力を緩和させます。
身体の水分とミネラルが同時に失われるので、血液が煮詰まった味噌汁のようになり、粘性が強まり、当然血栓もできやすくなります。
つまり脳梗塞などの血管障害のリスクが必然的に強まります。
利尿剤以外のブロッカーやカルシウム拮抗剤による降圧剤は交感神経の働きを遮断するので、筋肉に力が入らず、無気力や鬱になりやすく、姿勢を保ちにくくなり背中が曲がってしまいます。
血液を濾過する腎臓にも負担がかかり続けます。心臓の圧力を弱めるので血流不全になり、末端冷え症にもなります。
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●コレステロール降下剤
本来コレステロールは細胞膜の材料になります。
コレステロールが少ないと癌になりやすくなったり、ビタミンDの吸収が阻害されるので骨粗しょう症になりやくなります。
数値が高い方が長生きするというデータもあります。
また、体内でつくられるステロイドホルモンの材料としても有名です。
このホルモンが不足するとストレスにさらされ、内臓や節々に炎症が起こります。
薬を使ってコレステロールを排出させると、変性して腎臓では濾過できなくなるので胆汁に混じって排出されますが、胆嚢に溜まり、やがて胆石になってしまいます。
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●睡眠薬
初めのうちは効きが良いのですが、飲み続けると薬の耐性ができてしまい、更に飲み続ける必要が出てきます。
効きがいい薬ほど常用は危険です。
リンパ球の機能低下を招くので、免疫が落ちてリスクが増えます。
頭痛薬の常用も同様の結果を招きます。
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●ステロイド外用薬
ステロイドは化学合成されて病院で処方されますが、長期使用した箇所の皮膚を薄くし、体内に侵入したステロイドは酸化コレステロールとなり、細胞や血管を損傷させてしまいます。
免疫抑制剤なので、長期使用はリンパ球の働きを抑制し、リンパ節を萎縮させ、抵抗力や免疫力を下げ、ますます根治が難しくなり、交感神経優位体質をつくってしまいます。
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市販の血栓予防薬や頭痛薬に含まれるアスピリンにはアルミニウムが含まれていることが多く、アルツハイマー病の原因ともいわれています。
胃腸薬の常用は認知症の誘発を促進するともいわれています。ストレスと上手く付き合い、活性酸素を抑える抗酸化食品などをバランスよく摂取していれば、諸々の数値が高くても心配ありません。
一部の薬の有名な副作用をご紹介しました。
【参考文献】
日経コラム「幸せに死にたいなら、医者頼みやめよう」
東京女子医大准教授 川嶋朗
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1301K_T10C12A8000000/
「動的平衡」「動的平衡2」 分子生物学者 福岡伸一
「生理学」 医学博士 真島英信
「自律神経免疫療法」 医師、医学博士 安保徹・福田稔
「アレルギーは砂糖をやめればよくなる!」 医師 溝口徹
「医学常識はウソだらけ」 物理学、分子栄養学者 三石巌
「一生薬がいらない体のつくり方9割の薬は飲んではいけない」岡本裕
「9割の病気は自分で治せる」 岡本裕
「お医者さんが話せない間違いだらけの健康常識」 医学博士米山公啓
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