ダイバーの整体を考える、知って得する身体の歪み。日本徒手整体トレーナー認定協会 理事長 佐々木拓男氏による、自宅で簡単にできる整体コラム。

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知って得する身体の歪み

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ダイバーの整体を考える、知って得する身体の歪み。日本徒手整体トレーナー認定協会 理事長 佐々木拓男氏による、自宅で簡単にできる整体コラム。

保険をもっとわかりやすく > 知って得する身体の歪み > アイスクリームを食べ過ぎると 第106話

アイスクリームを食べ過ぎると 第106話

暑い日が続くと、つい冷たいものを飲んだり、果物を食べ過ぎてしまいがちですね。

最近患者さんに頻繁に見られる傾向は、アイスクリームの食べ過ぎによる弊害、不定愁訴です。

暑い日には本当に美味しいのですが、食べ過ぎるとどのような弊害が出るかをご説明します。

上白糖の甘さと冷たさで、人体で最も影響を受ける臓器の一つが脾臓です。

脾臓はリンパを作る臓器で、脾臓が弱るとリンパの生成に制限が出て、リンパ球の働きを弱めます。リンパ球が最も内在している臓器は大腸なので、腸の働きが弱まり便秘や下痢になってしまいます。

また、各リンパが集中するリンパ節は関節の節々に多く見られるので、膝の痛み、股関節の違和感、朝起きたときの手の強張り等を引き起こします。

更に、アトピー性皮膚炎その他のアレルギー疾患も、免疫力が弱まることから症状が悪化します。

にきび、吹き出物、魚の目等の皮膚トラブルも、全て脾臓とストレスが原因です。

冷えを引き起こすので腎臓や膀胱も弱り、むくみや末端の冷え等が起こります。

また、脊髄神経にも影響が出るので、腰痛、首痛、頭痛もそれらが原因の場合が少なくありません。

ここでいう食べ過ぎの定義は、一度に多く食べることよりも、少量でもほぼ毎日アイスクリームを食べる場合を指します。

これらの症状に心当たりがある方には、しばらくの間控えることをおすすめします。きっと症状が大幅に緩和することでしょう。

免疫系に作用するので、適度な運動や睡眠を実践しても症状が改善しない方は、脾臓-リンパラインから来る内科的な問題だと認識してください。

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