前回のコラムではスロートレーニングでのスクワット運動をご紹介しましたが、今回はスロートレーニングでの腿上げ運動をご紹介します。
ゆっくりした動作で行なうことで、
・使用している筋肉部位を頭で認識しながら行なえる。
・フォームを矯正しながら行ないやすい。
・左右の軸、バランスなどを内観しやすい。
・少ない回数や時間、負荷で高い効果を望める。
等のメリットがあることはお伝えしました。
今回はこのメリットを活かしつつ、違う種類の下半身の運動をご紹介します。
両足は肩幅くらいに開いて立ち、両手は胸の前に置きます。【写真1】
そこから片膝を引き上げ、1~2秒程静止したら地面に下ろします。【写真2・3】
持ち上げる動作も下ろす動作も、それぞれ5秒間声に出してゆっくり行ないます。急ぎたくなるかもしれませんが、あえて声に出すことでゆっくり行なえ、ストレス発散にもなります。
腿の引き上げる高さは床と平行になるくらいまでです。【写真4】
左右交互に合計10回を目標とします。
この腿上げ動作を行なうことで、腰の筋肉である大腰筋、膝を曲げる大腿四頭筋、お腹の腹直筋を強化できます。
いずれも大きな筋肉なので、強化することで基礎代謝が向上し、ダイエットにもお薦めです。
膝や股関節、腰の強化にもつながります。
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