身体的にも精神的にもストレスや疲労が溜まると、特に甘党でなくても、無性に甘いものを欲することがあると思います。
東洋医学的には、脾臓が甘いものを欲すると言われています。
脾臓はリンパの生成を司り、ウイルスなどの外敵を攻撃する役割を持つ、免疫維持にとって重要な臓器です。
東洋医学では、西洋医学以上に脾臓を重要視しています。
また、春から夏にかけては脾臓が疲れやすい時期と言われていますので、これから甘いものが欲しくなることが増えるかもしれません。
しかしここで注意したいのは、精製された白砂糖です。殆どの菓子類に含まれており、少量なら構いませんが、多量に摂取すると、脾臓は勿論、膵臓、肝臓などにも負担をかけ、免疫力を低下させ、疲労が抜けにくくなってしまいます。
にきび・吹き出物・アトピー性皮膚炎など肌のトラブルを抱えている方、症状が出やすい方には、特にお薦めできません。
そこでお薦めしたいのが黒糖です。
精製されていないため血糖値の心配がなく、肌のトラブルも起きにくいようです。
何より疲れた身体を元気にしてくれます。
できるだけ純度の高い黒糖を、少量ずつ口に含んだり調理にお使い下さい。
一粒タイプに加工された黒糖も出ています。
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脾臓(ひぞう)
膵臓(すいぞう)
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