今回は東洋医学的身体調整法をお伝え致します。
背中や肩のコリ、股関節や膝の痛みは東洋医学では肝臓と胆嚢の疲れが原因と考えることが多いです。
筋肉の疲労物質である乳酸などの老廃物を分解する内臓が肝臓なので、慢性疲労、筋肉のコリが続いている場合肝臓に負担をかけているともいえます。
肝臓と表裏の関係を成しているのが胆嚢といわれ、実際西洋医学でも証明されています。
胆嚢の反射部位である「胆経」というラインは脚から胴体、頭部のいずれも側面を通過しています。
このラインが硬くなると、膝や股関節の外側の筋肉が攣れてきて、関節自体を詰まらせて痛みを発症する原因となります。
「胆経」ラインをケアして疲れや痛みの予防と改善を実践しましょう。
片脚を台に載せ、股関節外側部を拳でしっかり10回叩きます。
そのまま腿の外から膝の外、脛の外側のラインをまんべんなく叩きます。
次に、片脚の膝を伸ばし、足首をしっかり曲げた状態ですわり、
外側に上半身を曲げストレッチを行ないます。
脚の裏から外側がしっかり伸ばされるように行ないましょう。
同様に逆脚も行ないます。
ストレッチは1分を目標に伸ばします。
膝・股関節痛、背中の痛み、肋間神経痛、慢性疲労等に効果的です。
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胆経絡(たんけいらく)
胆嚢(たんのう)
攣れて(ひきつれて)
拳(こぶし)
脛(すね)
肋間(ろっかん)神経痛
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