心の状態は身体の状態、特に姿勢に直結します。
ストレスの感情は色々ありますが、ストレスが無い方はあまりいらっしゃらないと思います。
イライラする時、思い悩む時、悲しい時、落ち着かない時等・・・
そんな時は気持ちをリセットして何度が深い呼吸をしましょう。
また、身体の軸が歪み、胴体の前後左右のバランスも崩れてきます。
よく腹を決める、腹を割って話す、腹がすわる等と例えて表現されますがこれは東洋医学や武道、芸事では丹田と言われる場所をさし、この丹田を養生すると身体の軸が出来、姿勢も変わり、そして心も変化してきます。
身体に軸を通すことで思考も一本軸が出来るわけです。
前述のようなストレスを感じることが多い時、決断に迷っているときなど、まずは身体の軸をじっくり作って気持ちを整理しましょう。
両手を広げ、脚も少し大きめに広げます。
重心は腰より下、臀部の筋肉に少し力を入れることで骨盤にアーチが出来、丹田といわれるエネルギーの塊が作りやすくなります。
そこからゆっくりゆっくりと左足を斜め前に運び、上半身と頭を左斜め前に移動していきます。
ただし、始めに広げた両手のポジションは動かしません。
左手に顔が隠れるくらいに移動します。
この時骨盤と肋骨がしなやかに動き下腹部が締まります。
同様に右側にも移動します。
移動時は10秒くらいかけてゆっくりすすみます。
目標として10歩進みましょう。
この動作を習慣づけると身体に一本の軸が出来上がります。
【参照】
丹田(たんでん)
臀部(でんぶ)
肋骨(ろっこつ)
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