今回ご紹介する仙骨(せんこつ)は、身体バランスにおいて要の骨です。
骨盤の中にある骨ですが、この仙骨の上に背骨が配列されているので、いくら首や腰、背中のバランスを整えても、仙骨が歪んでいると根本的な改善にはつながりません。
身体に何かしらの不調を感じる時、病気の時はこの仙骨が傾いています。
両足を閉じて膝をしっかり曲げてから上半身を前屈します。背中が曲がらないように意識しながら両手を合わせ、上半身を大きく右に捻っていきます。
この時、無意識だと骨盤=仙骨も一緒に動いてしまい、左にスライドしてしまうので、意識的に仙骨を右側にキープするように力を加えます。同様に反対側も行ないます。
左右を比べて捻りにくいと感じる側があれば、仙骨が傾いています。1セット20秒を目安に行い、捻りにくい側をもう1セット行なって修正します。
既にご紹介した骨盤=腸骨の調整の後に行えば、さらに効果的です。腰痛の予防となり、しっかりとした身体の軸を作ります。
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