寒い時期になると、冷えにより筋肉が収縮して浮腫んだり、だるさが出て、末端が冷えてしまいがちです。
また、長時間の移動やデスクワークによる座位の姿勢からくる圧迫により、下肢のリンパの流れや血行が悪くなってしまいます。その他、捻挫・骨折の既往歴、腎臓・婦人科疾患などでも、脚の血行は悪くなります。
そこで今回は、セルフマッサージとストレッチを組み合わせた、脚のだるさと血行不良を回復させる方法をご紹介します。
1)体育座りになり、両手の爪側を合わせて、脚の裏側の付け根(お尻の下あたり)に指を当て少し押し込んだまま、ゆっくりと膝裏まで滑らせます。30秒かけてゆっくりと、真中、外側、内側と3回くらい行なうと良いでしょう。
2)両手の親指を合わせ、膝裏から足首まで押し込んだまま滑らせます。これも30秒くらい行ないます。
3)アキレス腱をしっかりつまみ、つま先を上下に、できるだけ大きく動かします。特に、ヒールを履く機会が多い人や過去に捻挫をしたことがある人は、アキレス腱が短縮し足首の関節が硬くなっていますので、30回は行ないましょう。
4)最後に、以前にもご紹介した、電話帳につま先を乗せて膝裏を伸ばすストレッチを行ないます。踵をしっかりと床につけ、反対の足は乗せている足と同じラインに立ちます。
マッサージを行なう前より伸ばしやすくなって、気持ちよく行なえるはずです。
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