前回に続き、毎日チェック、そして実践して得するストレッチがあります。
うつぶせに寝て、左右交互に膝を曲げて踵がお尻に近づくようにします。
この際どちらかの脚が曲げにくく感じたり、腿の前の筋肉に、突っ張りを強く感じる方がありませんか?もし感じるならば、大抵の場合そちら側の骨盤が前方に転位している可能性があります。
その結果骨盤が左右でねじれ、前述したように
・ウエストのくびれ方に左右差が出たり
・背骨も歪み
・肩の高さが変わってこったり
・頭痛が出たり
・内臓不良になったり
といろいろと悪さをしてしまいます。
この歪みはレントゲンには写らないので、西洋医学では、この現実にほとんど注目していないようですが・・・。
専門的な話になってしまいましたが、私の治療院を訪れる患者さんの8割は骨盤が歪んでいます。(大げさではありません)
ではその矯正法ですが、両方の脚を床の上に立て膝にして、突っ張った方の脚はそのままに、逆の脚を大きく前に踏み出した姿勢をとります。
このとき背筋はまっすぐにして、腰をそり過ぎないように注意してください。
立て膝をしている方の腿の付け根の筋肉がストレッチされます。
これを30秒から90秒行なってください。
その後もう一度テストをして曲げやすくなっていれば、あなたの骨盤は矯正されています。
変化が出た方もそうでない方も、しばらく続けてみてください。
腰痛の方には特におすすめです。
いかがでしょう、やり方は解かりましたか?
このストレッチは、次回以降のコラムにも登場する予定なので覚えておいて下さい。
今後は、具体的な痛みの対処法のお話もしていくつもりです。
また皆さんが抱えている体の悩みも、ご要望がありましたらお聞かせ頂けたらと思います。
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