Dr.ゴトーの「今日も胃腸はいい調子」。医学博士、後藤利夫先生による、胃腸を健康にするコラム。誰も知らなかった便秘解消法など

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今日も胃腸はいい調子

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Dr.ゴトーの「今日も胃腸はいい調子」。医学博士、後藤利夫先生による、胃腸を健康にするコラム。誰も知らなかった便秘解消法など

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大腸内視鏡検査の上手な受け方~賢い患者になるために 第77話

「もうちょっと様子を見ましょう」が口癖の医者は、絶対に早期ガンを発見できません。

症状が軽微なのが早期ガンの特徴ですが、こういう医者は、症状が軽微なうちは薬を出すだけで、症状がひどくなってから初めて重い腰を上げて検査をします。

見つかったときはすでに進行ガンで、患者はすでに半分くらい棺桶に足を突っ込んでしまっています。

症状を訴えても、「もうちょっと様子を見ましょう」が口癖の医者には、「検査をしてほしい」と自分から言いましょう。

最近の医療の傾向からすれば、患者さんの意向を最大限考慮するようになってきましたから、「○○が心配だから△△検査を受けたい」と言われて断わる医師は少ないでしょう。

以前、ある病院で、高血圧で毎週欠かさず病院に来ているおばあちゃんの胃カメラ検査をしたら、末期ガンだったことがありました。

毎週のように高血圧の薬をもらいに病院通いをしていても、定期的に全身の検査をしてくれているとは限りません。患者さんとしてみれば、いつも病院にかかっているんだから安心だと思いがちです。でも、医者は血圧のことだけしか診てくれていないかもしれません。このおばあちゃんの場合も、循環器の医師が、消火器の検査を長い間していないことには気づいてくれなかったわけです。死ぬ直前まで血圧が正常にコントロールされていても、自慢にもなにもなりません。

そういうときには、自分から「先生、心電図ばっかりで胃カメラを受けたことがないんですが、大丈夫でしょうか?」と言ってみましょう。

この気の毒なおばあちゃんとは逆に、医者任せにしなかったおかげで自分の命を救った賢い患者さんを、私は何人も知っています。

先日も、中年のご婦人が心配そうな顔をして私のところへやって来て、「痛みというほどではないんですが、胃のあたりに今までに感じなかったような違和感があるんです。姉も胃ガンで亡くなったので、胃ガンが心配です。先生診てください」と言うのです。

胃カメラで見てみると、案の定、胃の真ん中あたりに早期の胃ガンがありました。まだ早期だったので、手術をして命拾いをしました。

後日、「どうもありがとうございました。先生のおかげで命拾いしました」と言って来られたのですが、私のおかげなのではありません。私はただ検査をしただけですし、この方は、私がいなくてもほかの先生のところへ行ったでしょう。

この方の命を救ったのは、賢明なこの方自身なのです。

ふつう、医者は、目の前にいる患者さんに対しては全責任があります。

「先生、下腹部に違和感があるんです」と言われた場合、賢明で慎重な医師であれば、ちょっとした徴候も見逃さず、全力を挙げて助けようと努力するでしょう。

しかし、私はただ検査をして、ガンを見つける技術者にはなりたくありません。

医療講演をして啓蒙し、病気の知識がない人や健康に関心のない人を一人でも多く救いたいと考えています。病院の外に出て、おせっかいにもガンの怖さや検査の有効性を説いて、検査を受けてもらって命を助けることができたとき、初めて感謝されても胸を張れると思っています。

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