Dr.ゴトーの「今日も胃腸はいい調子」。医学博士、後藤利夫先生による、胃腸を健康にするコラム。誰も知らなかった便秘解消法など

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今日も胃腸はいい調子

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Dr.ゴトーの「今日も胃腸はいい調子」。医学博士、後藤利夫先生による、胃腸を健康にするコラム。誰も知らなかった便秘解消法など

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大腸内視鏡検査の上手な受け方~検査はいつ受けるべきか 第75話

何も症状がなくても、ガン年齢になったら、定期的な検査を受けるべきです。まして症状があれば、絶対に検査をしなければいけません。検査抜きの診察だけでは、何もわからないのですから。

専門家であれば、症状を訴えている人に検査歴がなければ、まず検査を勧めるでしょう。

ところが、お腹が専門でない先生の中には、あまり検査をしたがらない先生もいます。

そういう先生は詳しい検査をせずに、簡単な問診と診察だけで、すぐに病名をつけます。

急にお腹が痛くなったら急性胃炎。昔から症状があるなら慢性胃炎。すごく痛ければ胃潰瘍。それ以外はすべて胃痙攣。全部胃薬で治します。

体重が10キロくらい落ちるか、吐血でもしたというなら、胃ガンかもしれないから、仕方なく「バリウムの検査でもしましょうか・・・・・」という調子の医者にかかっていると、たいへん危ない。

正しい診断法というのは、症状が合致するもののうち、検査などを行なって、一つずつ違うものを除外していく方法です。そうして初めて病名が決まるのです。

ところが、中には症状が合致するもののうち、頻度が高いもの順に病名をつけてしまうヤブ医者がいます。

過敏性腸症候群のところでも詳しく述べましたが、病名というのは、他のすべての疾患の可能性が否定されたとき、はじめてそう診断されるべきものであって、考えうるかぎりの検査をし、いろいろな病気の可能性の芽を摘んだ後に、最後に残されるものが本来の除外診断なのです。

ところが・・・

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