Dr.ゴトーの「今日も胃腸はいい調子」。医学博士、後藤利夫先生による、胃腸を健康にするコラム。誰も知らなかった便秘解消法など

文字サイズ
標準サイズ
大きいサイズ
記事検索

今日も胃腸はいい調子

今日も胃腸はいい調子

Dr.ゴトーの「今日も胃腸はいい調子」。医学博士、後藤利夫先生による、胃腸を健康にするコラム。誰も知らなかった便秘解消法など

保険をもっとわかりやすく > 今日も胃腸はいい調子 > 私の事故予防法  第74話

私の事故予防法  第74話

■穿孔-穿孔する前には苦痛がある。苦痛を越えたところに穿孔があるのだから、苦痛のない検査を行なう。「水浸法」と「プル法」は苦痛を与えず、穿孔を起こさないための方法論です。

■出血-ポリープを取った人全員にあらかじめ止血処置をしておく。「転ばぬ先の杖」

■麻酔-かけなくても痛くないので、まったくかけないか、かけてもわずかにしておく。常に呼吸に状態をチェックするモニターを取り付ける。

■落下-ベッドの前後に必ず人がいるようにする。

■ガス爆発-「水浸法」では、挿入時にガスをすべて抜くので心配ない。

■機械の故障-日頃の手入れ。臨床工学士さんの仕事をマニュアル化する。

■鎮痙剤の副作用-注射前のチェックをきちんと行なう。看護婦さんの仕事をマニュアル化する。

たしかに大腸内視鏡事故は、胃カメラに比べると事故率が高いですが、ほとんどは術者の操作の未熟に起因するもので、ベテランが行えば、事故率は胃カメラと変わらないと思います。

私が行なった検査1万例の中で大きな事故はなく、見つかった大腸ガンは300例あまり。そう考えると、大腸ガン予防にとって大腸内視鏡検査は、きわめてリスクが低く、効果が高い検査法だといえます。

ベテランの医師で、麻酔を使わず、苦痛のない検査をする技術があれば、事故の可能性はきわめて低いと思います。

ページの先頭へ


メルマガカテゴリー

ネットde保険@とらべる

過去の記事(年別)
プロフィール

保険の基礎知識や保険選びの知識、保険に頼らない健康づくりなどの情報をメールマガジンで配信しております。

保険見直し、保険選びのご相談は遠井保険事務所へ

モバイル版

このメルマガバックナンバーは、携帯電話でも閲覧できます。下のQRコードを読み取ってアクセス!

http://melmaga.toy-hoken.co.jp/


Copyright (C) ほけんのABC All Rights Reserved.