内視鏡事故で最も怖いのは、穿孔事故です。
挿入時にスコープがうまく入らない時に、ぐいぐい押しすぎて腸を破ってしまうのです。穿孔してしまったら、開腹手術をしなければならなくなります。
腸にしても、破れるほど強く押されていたのですから、麻酔がかかっていなければ、破れる前には相当の痛みを感じていたはずです。つまり、強い痛みの壁一つ向こうには、穿孔事故が待っているわけです。
いつも痛みを与えているようでは、必ず事故を起こします。したがって、事故を起こさないためにも、検査は無痛でなければいけないのです。
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