Dr.ゴトーの「今日も胃腸はいい調子」。医学博士、後藤利夫先生による、胃腸を健康にするコラム。誰も知らなかった便秘解消法など

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今日も胃腸はいい調子

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Dr.ゴトーの「今日も胃腸はいい調子」。医学博士、後藤利夫先生による、胃腸を健康にするコラム。誰も知らなかった便秘解消法など

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大腸ガンは助かりやすい、しかし死亡者は多い、とは?(上 第57話

一見矛盾するこの言葉は、何を意味しているのでしょうか?

ガンの統計は、死亡者の統計であって、患者の統計ではありません。

大腸ガンは助かりやすいガンの代表ですが、それでも死亡者が多いということは、大腸ガンが圧倒的に多いということです。ポリープがガンになるのですから、ポリープはもっと多いことになります。

検査をすると、10人中3人にポリープがあり、さらにポリープがある10人のうち一人にはガンがあります。また、だいたいポリープ10個について一個がガンです。ポリープが10個以上ある人は、大腸ポリポーシスという病気で、まず間違いなくガンができます。

特に、大腸早期ガンのうちの粘膜内ガン(上皮内ガンともいいますが)は、あまりに頻度が高いので、一部のガン保険からは除外されているくらいです。

私はいままで一万件の検査をしてきて、ポリープを取った人はおよそ三割の三千人、一人で複数個出来ている人もいるので、5千個以上は取った計算になります。

ポリープを取った時点では、まだガンかどうかはっきりは分かりません。

進行ガンなら、だいたい見るだけで分かりますが、早期ガンは、ポリープの一部が、ガン化しているだけなので、見ただけでは区別がつかないことがあります。

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