Dr.ゴトーの「今日も胃腸はいい調子」。医学博士、後藤利夫先生による、胃腸を健康にするコラム。誰も知らなかった便秘解消法など

文字サイズ
標準サイズ
大きいサイズ
記事検索

今日も胃腸はいい調子

今日も胃腸はいい調子

Dr.ゴトーの「今日も胃腸はいい調子」。医学博士、後藤利夫先生による、胃腸を健康にするコラム。誰も知らなかった便秘解消法など

保険をもっとわかりやすく > 今日も胃腸はいい調子 > 大腸内視鏡検査なら、検査と同時に治療もできる 第56話

大腸内視鏡検査なら、検査と同時に治療もできる 第56話

大腸ガンという病気は、発生頻度がひじょうに高く、自覚症状もでにくいのですが、大腸内視鏡検査を受ければ、まず間違いなく見つけることができます。

また、ガンの進行が遅いので、助かりやすいという特徴があります。

大腸内視鏡検査が、大腸ガン予防に有効なのはおわかりいただけるでしょうが、早期発見だけでなく、治療面においてもきわめて高いポテンシャルを発揮します。

大腸内視鏡は、小さなポリープにできた早期ガンでも、開腹手術をしないで、検査と同時にその場で切除し、治療することができるのです。これを、内視鏡ポリープ切除術(ポリペクトミー)といいます。

もしガンになっていなくても、ポリープは放置しておくとガン化する可能性が高いので、可能な限り早期に切除したほうがいいのです。

大腸のポリープは、連続的に大腸ガンに移行していくので、たとえ良性でも切除するのが常識です。

これは、インターネットの医療相談で最近私が実際に受けた相談です。
「以前、バリウム検査を受けて、大腸に小指の先くらいの大きさのポリープがあることがわかったから、たぶん大丈夫でしょうといわれた。最近、腸の調子がよくないのだが、ポリープは大丈夫でしょうか?」

小指の先ほどといえば、ポリープとしては大きなほうです。この医者は、いったい何のために検査をしたのでしょうか?

進行ガンでないと対応しないのでしょうか?

「たぶん大丈夫」ということは、「もし万一」とは考えなかったのでしょうか?この方が、ガンでないことを祈るばかりです。

さて、ポリペクトミーの話です。

内視鏡検査の途中でポリープを発見すると、内視鏡を通っている細い管の中に、ワイヤを通します。それをポリープの根っこに投げ縄のようにかけて、根っこから切り取るのです。このときに、ワイヤに電気を通すと、ワイヤが電気メスとなって、ポリープがきれいに切り取られます。

切り取ったポリープは、別の鉗子で回収して顕微鏡の詳しい検査に出します。

そして、細胞の検査をする病理医にガンがないかどうかチェック(病理検査)してもらうのです。

大腸粘膜には知覚神経がないため、ポリープ切除のときにも痛みはなく、いつ切ったかわからないうちに治療は終わります。

そしてその日は家に帰って、家族と普通に食事ができます。

こんなに簡単に日帰りでガンの手術ができるのは、内視鏡によるポリープ切除術だけでしょう。

ページの先頭へ


メルマガカテゴリー

ネットde保険@とらべる

過去の記事(年別)
プロフィール

保険の基礎知識や保険選びの知識、保険に頼らない健康づくりなどの情報をメールマガジンで配信しております。

保険見直し、保険選びのご相談は遠井保険事務所へ

モバイル版

このメルマガバックナンバーは、携帯電話でも閲覧できます。下のQRコードを読み取ってアクセス!

http://melmaga.toy-hoken.co.jp/


Copyright (C) ほけんのABC All Rights Reserved.