実際は50%危険なのに、「毎年受けているから」と安心して、油断してしまうのです。
手遅れになってから、「私はガンが心配だったから、毎年検診を受けていた。もし検診が不完全なものだと知っていたら、もっと詳しい検査を受けていたのに」という不幸な人を作らない為にも、確率50%の検査を100%信じてしまってはいけません。
とはいえ、私は便潜血検査を導入した集団検診自体を否定するものではありません。検診の意味を正しく知って有効に利用していただきたいのです。
「絶対に間違いないはずだ」というのではなく、見つかったら運がいい、やらないよりやったほうがいいと考えて受けていただきたいと思います。
便潜血検査、受ける側にもコツがある
便潜血検査は、すでに多くの方が経験されているかと思いますが、実はあの簡単な検査にも、受ける側のコツがあるのです。
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