「シェアリング・エコノミー」、「ライドヘイリング」、「エアビーアンドビー」。聞きなれないワードが並びましたが、「Uber(ウーバー)」と表現すれば、皆さんご存知だと思います。ここではシェアリングの代名詞ともいえる「Uber」の説明は割愛させていただきますが“シェアリング”に付随する危険について考えたいと思います。
大きなピザを「シェアしよう!」とか、店頭のスイカ「半分ずつに分けあわない?」ってどなたでも経験があると思いますが、今や自転車やクルマ留まらず、居住用住宅から別荘、タクシーからヘリコプターまでシェアする(分けあう)時代に突入しています。
国内ではすっかり普及しています。法人契約からシェアを増やし、今では一般の個人客をつかみ、都心ではマイカーを所有しない生活スタイルが定着しつつあり、まさにエコロジーであります。こちらは国の認可の下、大手リース会社などが保険も万全に整え、安心して身近に利用できるシステム構築は、レンタカー業界に水を開けた形になりました。
各自治体にて展開されていますが、駅前の放置問題が解決され、各家庭内でも家族分の自転車を保管する必要が無くなり、好評のようです。東京ではドコモ社が展開するサービスが始まり、今では北は札幌から広島まで利用拡大され、英文のHPもあるので海外からのお客様にも利用いただけます。
世界的に「Uber」が有名でメリットは多く、海外では利用しない手はないと思いますが、国内認可には時間が掛かりそうです。国内認可には時間が掛かりそうです。まず乗客への補償は明言されていません。自分自身のケガも心配ですが、賠償問題まで共有させられては堪りません。「Uber」社とドライバーには雇用関係が無いので「Uber」社は責任を取りません。Uberヘルプを調べましたが、リンクされません。
これも渋滞だらけの都心では、便利この上ありません。誰でも簡単に乗りこなせ、子供から大人までいつでもどこでも利用できます。しかし対人・対物賠償事故にはキチンと備えておかなければいけません。(保険については、次号でまとめて特集します)
大きな空き家を改装せず、部屋のプライバシーだけ守り、炊事場や風呂場は共有して暮らすアパート。こちらは、賃貸契約は従前どおりに結ぶので、新たな心配事はないようですが、同じ屋根の下で、どれくらいプライバシーが守れるか。注意して暮らす必要は増えます。
「UberEats(ウーバーイーツ)」と言えば早いのですが…。国内では、同様のサービスを数社が展開しています。気軽に何でも24時間出前を頼めるサービスですが、自宅への配送は、プライバシーの公開にもつながっていることにご注意を。
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