平和な世の中に慣れてしまった生活。突然の災害・事件に対処できるのだろうか?

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身近に感じる危機管理

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保険をもっとわかりやすく > 身近に感じる危機管理 > 第122話 ペットが原因の火災事故

第122話 ペットが原因の火災事故

身近な動物が思わぬ火災事故を引き起こしています。

弊社でも12歳になる雑種犬が毎日出社してきます。いしがめとクサガメも水槽で元気に泳いでいます。雑種犬は無人で留守番させられることはありませんが、亀2匹は24時間勤務(笑)なので、冬の季節にはヒーターを入れてやりますが、この水槽用ヒーターでの火災事故が多く発生しています。
大震災などで一斉非難し、無人となった家の中で水槽の水は枯れてしまうが、ヒーターの電源が落ちず発火に繋がる事故が確認されています。最新式のヒーターには安全装置が付いていますが、少し古いタイプには安全装置が付いていません。価格帯にもよるでしょう。

NITE(製品評価技術基盤機構)によりますと、平成24年度から平成28年度の製品事故情報のうち、ペット及び小動物や害虫による事故は78件(ペットの事故26件、小動物や害虫の事故52件)となっており、そのうち約72%の56件が火災に至っているそうです。

■事故事例
–ペット編–
ペットが原因の火災事故1)ネコがファクスに尿を掛けて基板がショートして火災に。(平成28年4月、千葉県)
2)イヌが携帯電話に咬みつき電池パックの内部の電極がショートして発熱。携帯電話が膨らんで煙が発生する。
3)イヌやネコが、ガスこんろやIH調理器などののスイッチを入れて火災になる。(平成28年4月、埼玉県)

–小動物や害虫編–
4)エアコンの室外機にゴキブリが侵入。トラッキングが発生し室内機から火災発生。使用者はやけどで重傷。(平成25年3月、神奈川県)
5)ネズミが冷蔵庫の電源コードをかじり、断線させたことでショートし、火災が発生。(平成28年7月、徳島県)

■事故を防ぐために
・震災に備えるには、感震ブレーカーが有効です。詳しくは下記バックナンバーをご参照ください。
・外出時には、電気製品のプラグは抜き、ガスの元栓は閉める。
・ガスこんろやIH調理器などの周囲に可燃物を放置しない。
・バッテリーパックなど、ペットがかんだり、落としたりして危険なものは保管場所に注意する。

■ペットや虫などが火災の原因に
http://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/0……08408.html

■第116話 感震ブレーカーを設置しよう
http://melmaga.toy-hoken.co.jp/danger/2017-03-20-1536.php

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