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保険をもっとわかりやすく > 身近に感じる危機管理 > 第116話 感震ブレーカーを設置しよう

第116話 感震ブレーカーを設置しよう

毎年3月は地震防災の話題になってしまいます。
地震による揺れも怖いものですが、揺れが原因の火災も大変な被害を起こします。

平成23年・東日本大震災での主な出火原因
1)電気ストーブ(冬の寒い時期でした)
2)配電用変圧器(電柱の上に乗っている大きな装置)
3)観賞魚用ヒーター(古いタイプには安全装置がない)

地震による出火原因は、時代とともに変化しています。大正12年・関東大震災では、かまどや七輪など炭・薪から出火。昭和39年・新潟地震以降は、ガスや石油などが主な出火原因でした。

このように時代とともに使用するエネルギーが変化し、出火原因も大きく変化してきているのです。そして近年では電気による出火原因が上位を占め、平成7年・兵庫県南部地震でも、平成23年・東日本大震災においても明確なデータが出ています。

そこで強い揺れを感じた場合に自動的に電源を遮断する「感震ブレーカー」なるものが発売されています。価格は簡易タイプの数千円からコンセントタイプで5千円から2万円までであり、工事も不要で簡便です。感震リレータイプになると2万~4万円、分電盤タイプになると5万~8万円になり、別途専門家の工事も必要になります。

各自治体による助成金制度も感震リレータイプが多くみられ、家族構成や年齢にも条件があるようです。皆さんがお住いの自治体でも、新年度から感震センサー取付普及の助成金制度が始まるかもしれません。是非、調べてみてください。

■「感震ブレーカー」ってなに?(SUUMOジャーナルHPより)
http://suumo.jp/journal/2015/07/07/93435/

■火災被害の概要(清水建設HPより)
http://www.shimz.co.jp/theme/earthquake/fire.html

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