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保険をもっとわかりやすく > 身近に感じる危機管理 > 第88話 意外と知らない乾電池の危険

第88話 意外と知らない乾電池の危険

私たちの生活にすっかり溶け込んでいる乾電池。特に環境を配慮した充電式乾電池の性能が進化しています。
今月は、意外と知らない乾電池の事と幹電池の危険を特集してみます。

電池は主に2種類に大別でき、一度使い切ってしまったら捨てるしかないのが一次電池。
繰り返し充電できる(永久ではない)のが二次電池です。
(このほかに、太陽電池や燃料電池などがあります)

意外と知らない乾電池の危険

 

■1.事故の形態

電池の事故で主なものは、

1)ボタン電池などの誤飲。

2)リモコンなど、入れっぱなしの電池による液漏れ。

3)ストロボなど、機密性の高いケースによるガス爆発。

4)リチウム一時電池を充電することによる液漏れや発火。

 

■2.事故の状況と原因

上記1)は、ケースの締りが甘く、ボタン電池が飛び出しやすい。

上記2)は、リモコンなので入れっぱなしは当然なのですが、2本以上使用する場合には全ての電池が同じ種類、同じ銘柄、同じ能力でなければ過放電を起こす可能性があり、液漏れを起こす原因になります。

同じく上記2)で、ストロボの筐体はポリカーボネートなどで作られている為アルカリ電池の入れっぱなしによる液漏れは、強いアルカリ性液であり、ボディを溶かす可能性が高く、ショックなどに弱くなり、落とすとひび割れを起こしたりします。

上記3)は、現在ではニッケル水素電池から、液漏れによる水素ガスの発生はゼロに等しいくらい安全になっているそうです。

しかし、デジカメもストロボも、使わないときには電池を抜いておきましょう。

家の中でメンテナンスを行うときに、液漏れしていることに気づかずガス爆発に繋がったのでは(推測です)という事故は少なからず起きています。

今では電池にもストロボにも、防爆装置が設計されており爆発時の力が逃げる穴が設けられていますが、メンテ中は撮影時と別の向きに構えることもあるので気を付けたいです。

上記4)は、リチウム電池を強引に充電して、液漏れや発火原因に繋
げてしまうケース。

●乾電池が液漏れしました。主成分はどのようなものですか
http://csknowledge.panasonic.co.jp/app/answers/det……a_id/18157

●リチウム一次電池の充電禁止のお願い
http://www.baj.or.jp/frombaj/02.html

 

■3.過放電とは

8)電池内ショートなどは可能性が低く、乾電池の性能を揃えず使用したために過放電することが多いようです。

9)車や船のバッテリーでも同じことが言えます。2基以上装着している場合は、全て同じ性能で交換しないと過放電してしまいます。

 

■4.電池の使用期限

10)必ず「使用推奨期限」が表示されていますので、揃えて使うようにしましょう。

11)一時電池は出荷されてから、器具に装着していなくても放電しています。在庫で古いものは、寿命も短いと思ってください。

12)上記11)を考慮すると、罹災時の備えには二次電池が適していると言えます。充電式電池は放電も抑えるように設計されています。

●液漏れしたアルカリ乾電池と使用期限
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20140807_5.pdf

ガス爆発と防爆装置の詳しい原理については、専門家ではないので割愛させていただきました。
 

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