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保険をもっとわかりやすく > 身近に感じる危機管理 > 第85話 ヒョウモンダコ、黒潮北上中か

第85話 ヒョウモンダコ、黒潮北上中か

昨年2013年、ヒョウモンダコが茅ヶ崎の海で捕獲され、新・江の島水族館でも正式に確認されて湘南の海では警告文が配布されました。

本年2014年の4月にも東京湾・横須賀で見つかっています。

本来ヒョウモンダコは、国内では紀伊半島から南西に分布し、主に九州や沖縄で注意するように。と学習したように覚えていますが、黒潮に乗って北上しているようです。

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ヒョウモンダコの厄介なことは、比較的浅瀬の岩場やサンゴ礁などに生息し、体長も10センチほどで擬態により発見しにくいこと。

添付の写真のような柄も、普段は出ておらず、自分の身に危険が迫ったり、自ら興奮したようなときにだけ警告の為に発せられる柄です。

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なので、子供連れで砂遊びでもしている様なときにも発見しにくく、注意が必要です。

一説には、噛まれても人間の方は痛みを感じないらしく、知らないうちに噛まれて毒を注入される可能性も高いのだとか。

岩場の浅瀬などで、海洋生物に夢中になっているうちに、気が付かずヒョウモンダコを踏んでしまい、身の危険を感じたタコの方は紫色の紋様を発色してもその時は万事休す。

噛まれて毒を注入されてしまいます。

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テトロドトキシンの猛毒性については、充分にご存知の事と思いますが、人間を殺傷する可能性は十分にあり、解毒剤がありません。

治療方法もないので病院でも酸素マスクをつけて、毒が自然に排出されるまで経過を待つしかありません。

噛まれないようにすることが一番ですが、万が一噛まれたときにも傷口から毒を吸い出そうとはしないように。

ヒョウモンダコから人間に攻撃を仕掛けてくることは、前例としてあまりないようですが、動きが鈍いのでウッカリ人間に踏まれて噛み返
 されるのでしょう。

一番怖いのは、知識がなく、珍しいタコだと思って手に取ったりすることかもしれません。

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