バリ島でのダイビング事故では、今も捜索が続けられています。
また、海とダイビングの総合サイトocean+α(オーシャナ)では、民間ヘリでの捜索が急務と即日捜索協力金サイトを立ち上げ(現在は終了している)ダイビング仲間の善意を捜索現場に役立てています。
5名の方のご快復と、残る1名の発見を祈っております。
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●水中ビーコン
私もずいぶん昔に、ボンベの残量が少なくなりバディと浮上したら、ものすごい入り江に入っていて泳いで戻るのも大変そうだったので、ボンベを担ぎ上げて崖を登って元の場所に戻ったことがあります。
誰しも一度は「このまま発見されなかったらどうしよう・・・」と心配になった経験があるはずです。
シグナルフロートやホイッスル以外にも、身近なツールが役に立つかもしれません。
1)水中ライト 電池の代わりに発煙筒(車の期限切れ)入れて携帯。
2)買換えた旧型の携帯電話等にSIMカードを入れて防水ケースで携帯。
3)光量 0.75カンデラ以上のフラッシュライト装着(電源はオフに)。
4)ダイバー用救難発煙筒(取材時は未発売だが、近日発売予定)。
5)水中ビーコン (高価なので個人装備は難しいが)。
■フラッシュライト(落水者用なので、電源はオフにして装着)
http://www.kai-you.com/safety-sub/aquaspec_aq98.htm
■ダイバー用救難発煙筒(もうすぐ発売予定)
http://www.290.jp/archives/3579
■世界シェアNo.1 水中ビーコン
http://www.kbk.co.jp/product/details/post-19.html
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●救援者費用の効用
ボートキャプテンがたった一人で2時間捜索し、救助要請は3時間後に至ってしまったことは悔やまれます。
「ダイバーズ」保険における救援者費用は、このようなときに有効に働きます。
1)公的機関に事故を連絡し、救援活動に入った場合の費用請求に、保険金をお支払いします。
※公的機関とは、警察・消防署や郵便局・役所などを意味します。
2)地元漁師の善意にも、謝礼を支払うことができます(書類は必要)。
3)民間のヘリコプターもチャーターできます。
日本では1分間1万円とも言われますが、200万あれば3時間は飛ばすことができます。
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■ダウンカレント 海上保安庁公式HPより
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN4/mleisure/d_curre……urrent.htm
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