甘味料には、主に天然甘味料と合成甘味料に分けられ、私のような駄菓子屋全盛時代に育った世代は、合成甘味料のサッカリンやチクロは避けて通れないくらいに使われており、食べていました。
やがて発がん性などを疑われ、使用制限や使用禁止などに追い込まれますが、ラット等動物実験だけでは真実性が薄いと判断され、現在では使用制限の下、見直され、新種も含めたくさんの合成甘味料が認可を受け食品添加物としてお馴染みになっています。
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わたくし個人的には、お酒も大好きですが甘い物にも目が無く、この恒常的に摂取する甘辛両党について、反省すべき張本人であります。
がしかし、どら焼きもビールも一日中摂取することは不可能です。
問題な事は、常用性に陥るほどとり続けて止められない錠菓や飲料。
●清涼錠菓は、さわやかなミント味で眠気覚まし等の効果を求めて
●清涼飲料水エナジードリンク、カフェイン作用で神経を興奮させる
●トクホ飲料に於いては、飲むだけで脂肪を燃やしてもらおうと
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●清涼錠菓
多用されている合成甘味料は、常識的な少量摂取を前提に認可を受けています。しかも、動物検査だけでの認可。
●清涼飲料水エナジードリンク
「カフェインの半数致死量は約200mg/kg(個体差があります)で、一般的な成人の場合、10~12g以上が危険とされています。」(Wikipedia カフェイン中毒より)
上記を要約すると、
体重1kgあたり約200mgのカフェインを取ると成人でも50%の確率で死に至る可能性がある。
という意味になります。
例えば、
体重 50kgで、カフェイン10gに相当、
体重 70kgで、カフェイン14gに相当します。
【食品に含まれるカフェイン】(Wikipedia カフェインより)
・緑茶 30~50mg
・紅茶 47mg
・コーヒー(インスタント) 62mg
・コーヒー(豆) 95mg
よって体重50kgの方が一日にコーヒー10杯以上飲めば、致死量を超える事になります。
●トクホ飲料
例え、身体によい食物繊維が含められていても、同時に摂取してしまうナトリウムにより“塩分摂取”と同じ効果も受け入れてしまいます。
何れにしろ、通常の食事生活をないがしろにして、これらの効用だけを頼りに恒常的な飲食を続ければ身体の為にならないことは明白です。
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