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保険をもっとわかりやすく > 身近に感じる危機管理 > 第71話 放置された消火器の危険

第71話 放置された消火器の危険

今いらっしゃる場所から、一番身近な消火器は何処にありますか。

家庭ならば、家内・室内にありますか。
建物の中には設置されていますか。
火元になりそうな場所へ、直ぐに持ち運び可能ですか。

職場でしたら、消火器の設置場所を2カ所以上確認しておきましょう。

そして梅雨のこの時期には、建物の片隅で雨ざらしになっている消火器や、炎天下に照らされたままの消火器などをチェックしてみてください。保存方法が悪いと次の様な危険がいっぱいです。

まず、下記URL掲載の写真を見てください。
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■消火器の破裂事故
http://www.city.ono.hyogo.jp/~syobo/yobo/haretu/sy……kaki2.html
———————–

消火器破裂による殆どの事故は、劣化した消火器を廃棄しようとして放射用のレバーを握った事が原因です。

粉末加圧式消火器では、錆などで本体容器が痛んだ部分があると加圧された圧力に耐えきれずに爆発する恐れもあります。

【事故防止のポイント】

□安全栓は確実に装着されていますか?

□水がかかる場所、湿気のある場所に設置しない。
□直接、地面や床に設置しない。
□時々点検し、錆びや傷がないか確認する。
□ゲージがあれば、その圧力値が正常値(グリーン)であること。

□容器やキャップに変形やサビ・腐食は見られないか?
□ホース又はノズルに詰まり、ひび割れはないか?

□使用期間又は使用期限の確認。

筆者の経験では記載されていないことが殆どでしたが、多分2009年以降リサイクルシステムの構築が成され、使用期限の記載とリサイクルシールの添付が徹底され始めたのだと思われます。

よって、使用期限が刻印されていない消火器は最低でも5年は経過していると考えられます。

各メーカーとも、7年を目処に点検・溶剤の交換などを奨励していますので古いと思われる物はリサイクルシステムを利用しましょう。

■事業用消火器リサイクル
https://www.ferpc.jp/recycle/seal/index.html

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