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第65話 踏切非常ボタン
11月某日、埼玉県の踏切で男女2人が電車にはねられ死亡した。
踏み切りの中でしゃがみ込んだ70歳の男性を、助けようとしている最中の事故だったようだ。
都心では線路の高架や地下鉄化が進められているが、100%まではまだまだ先のこと。
環境を考えれば、路面電車も見直されているので走る車両と人との距離は今後近づいていくかもしれない。踏切と旨く付き合っていこう。
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1)踏切非常ボタンは、向かって左側にある。(左側にしかない)
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踏切非常ボタンを押すことに二の足を踏む思いが多くあるようだが、迷っている暇はない。
いたずらと受け取られ、多額な賠償金が課せられるのでは。などとデタラメが囁かれているが、そんなことは絶対にない。
踏切でトラブルを見かけた時は、躊躇無く周りの人が押してあげよう。
そのドライバーがグズグズしていた場合、もしかしたら聴覚障害者かもしれない。積極的に行動してあげたい。
(※ JRでは、警報機・遮断機のある全ての踏切に設置済みだが、地方の踏切には遮断機すらない所もある)
(※ 正当な理由もなく非常時以外、故意にボタンを押して踏切支障報知装置を作動させた場合は、業務妨害罪として逮捕・書類送検さ
れ、罰金刑又は、懲役刑に科せられるほか、列車の運行を妨げられたとして鉄道会社から損害賠償が請求されることがある)
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2)踏切の安全装置は、車を中心に設計されている。
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踏切内には障害物検知装置といって、車などが立ち往生してしまったことを自動的に検知して非常停止を発進するセキュリティ装置がある。
(※ 単線区間では設置が義務づけされていない)
しかし、これも車ほどの大きさがあれば検知されるが、人がしゃがみ込んでいる状態では検知してくれない。
上記1)の踏切非常ボタンが左側にしか設置されて以内理由も多分、車社会を優先した発想だと思われる。
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3)もし、車で立ち往生したら・・・
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遮断機が降りたら、“最短15秒”で電車が来ます。
車が動くのであれば、遮断機に対してそのまま進み脱出してください。
遮断機は折れずに斜めに跳ね上がり、車は脱出できます。
マニュアル車ならば、ギアを入れてセルモーターだけで脱出できます。
それ以外は躊躇無く、踏切非常ボタンを押してください。
また遮断機が降りていなくても、先ず踏切非常ボタンを押しましょう。
車の脱出策は、他の人の助けも借りながら安全に行う事が肝心です。
■障害物検知装置
https://www.westjr.co.jp/safety/gallery/crossing/a……index.html
■踏切トラブル対処法
https://www.westjr.co.jp/safety/gallery/crossing/t……index.html
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