インバーターという用語は、色々なジャンルで使われています。
IT用語ではファイル変換や画像変換、自動車業界ではAT車の燃費
向上に日本で開発されたインバーター技術が高い評価を得ています。
今月取り上げるインバーターは「直流 12V電源」を
▼
「交流100V電源」に変換する機械。
(西日本では交流110V電源)
——————–
● 12Vの環境
——————–
身近な12Vは、なんと言っても自動車でしょう。
バイクや小型船舶なども12Vですが、大型の自動車になると24Vが通例です。
——————–
● 通信機器の電源確保
——————–
万が一の大型罹災時、TVやラジオでの情報がとても重要になります。
最近のクルマには、TVやラジオは標準装備されているでしょう。
ところが、携帯電話やスマートフォン(以後スマホと略す)など、今日欠かせないITグッズの電源が確保できていないのでは。
恒常的にクルマを使われる方は、シガーライターからの携帯電話用チャージャーをお持ちかもしれませんが、スマホやiPad用電源までは揃えていないのではないでしょうか。
——————–
● 便利
——————–
沢山の12V用アダプターを購入するよりも、インバーター1台あれば、スマホもiPadも家族中の携帯電話もチャージすることができます(家庭用のアダプターは必要です)。
クルマのエンジンをスタートさせ、シガーライターソケットに専用コードを差し込み、インバーターに12Vを取り入れ100Vに変換させます。
あとは、家庭用コンセントと同様に各アダプターをインバーターに差し込み機器にチャージします。
私の購入したものには、USB用5Vも付いていました。
——————–
● 値段
——————–
クルマ用のインバーターなら、最寄りのカーショップで5,000円くらいから売られています。
1台、クルマに常備してみてはいかがでしょうか。
——————–
● ご注意
——————–
100Vに変換するとは言え、長時間大型TVを見たりすることは、ガソリンが有っての電源確保ですので、限界もあり不向きでしょう。
調理用の電子レンジやIHプレート、冷蔵庫などには使用できず、暖房器具にもワット数が足りません。
蛍光灯も、グロースタート方式では点灯しますが、ラピッドスタート方式やインバーター方式では使用できません。
あくまでも、携帯電話などの軽量な電源確保としての提案です。
【お詫び】(2014.03.13)
タイトルならびに文中のコンバーターは、インバーターの間違いでした。
メルマガ掲載当時(2012.04.20)から、現在(2014.03.13)まで間違いに気づかず掲載を続けていたことをお詫び申し上げます。
▼ 関連記事 こちらもご覧下さい