円高記録更新中。
色々な立場の方が、一喜一憂していることと思いますが、こうなれば海外旅行にでも繰り出し、日頃の疲れをリゾートで癒してもらうしかないかもしれませんね。
そこで今月は、現地通貨にまつわる危険回避術をご提案いたします。
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● 現地通貨の準備方法
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1)両替
2)トラベラーズチェック などが主流ですが、
3)クレジットカードのキャッシング機能
4)国際キャッシュカード(※金融機関ごとに呼び名は異なります)
普段の銀行キャッシュカードにこの機能をプラスするだけです!
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● 国際キャッシュカードとは
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世界中のATMやCDが利用できます。
(絶対ではありませんので、「PLUS」マークや「Cirrus」マークをご確認ください)
必要なときに、必要なだけ現地通貨を引き出すことができるので、リスクも分散でき、現地通貨がたくさん残ったりする無駄もありません。
安全に配慮し、どの国でも20万円以上(それ以下も多い)は引き出しできないので、高額な現金が必要な場合には別の方法が必要です。
手続きは、普段の銀行キャッシュカードにこの機能をプラスするだけ。
(VISA Internationalが運営する「PLUS」または、MasterCard Worldwideが運営する「Cirrus」等をプラス手続き)
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● 各金融機関の国際キャッシュカード
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◎ソニー銀行 | 米ドル建て専用口座での決算となる。PLUS提携。 |
◎新生銀行 | PowerFlexカード(円建・外貨建・ネットバンキング)に標準装備。 |
◎シティバンク銀行 | 円普通預金キャッシュカードに標準装備。 |
◎香港上海銀行 | 円普通預金キャッシュカードに標準装備。 |
他にも、クレジットカードと一体型キャッシュカードで可能な地銀も。 | |
○中国銀行 | |
○広島銀行 | |
○福岡銀行 | |
○佐賀銀行 | |
※以下では、従来の保持者のみ利用を継続。新規発行は終了しています。 | |
×みずほ銀行 | 2009年11月30日で新規発行終了。 |
×三菱東京UFJ銀行 | 2005年9月末で新規発行終了。 |
×三井住友銀行 | 2010年5月21日で新規発行終了。 |
×ゆうちょ銀行 | 2007年10月31日をもって、サービスを停止。 |
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● 総論
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まず両替自体、面倒でなければ国内でも現地空港でも現地通貨を入手することは可能だし、手数料もどちらがトクだか分からない。
ただ、少なくとも日本円を持ち歩くことにはなり、長期の旅行も増えてくる事を予想すれば、復活していただきたいサービスである。
各金融機関とも、手数料ビジネスへの変換が顕著で、このサービスが利益をもたらさないことは所有者も気がついていたと思われるが、一斉に閉鎖傾向であることは明らかだ。
現存するサービスを目的に、「PLUS」カード「Cirrus」カードを申し込んでおくのも一考ではないでしょうか。
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