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保険をもっとわかりやすく > 身近に感じる危機管理 > 第33話 1995年以前に設置された“分電盤”は危ない?

第33話 1995年以前に設置された“分電盤”は危ない?

分電盤。一般的には“ブレーカー”とも呼ばれているかもしれません。

1995年は、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件などが発生し、音楽界では小室哲哉やMr.Childrenが流行った年です。

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●1995年から保護機能付きの義務化

1995年以前に設置された“分電盤”に欠陥があるわけではなく、電気工事規格が変更された年なのです。

それ以降、漏電遮断機に中性線欠相保護機能付きを選ぶことが義務化されていますが、それ以前の施工には保護機能が無い可能性が高いといえます。

■分電盤とは(東京電力HPより)
http://www.tepco.co.jp/life/custom/q_and_a/setubi/……den-j.html
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●どの様な被害が

家中の照明や家電製品が、次々に異常を発し、音を立てて壊れていき最悪時には火災事故にも繋がっています。

家電の修理や買い換え費用が40万円を上回る事例も。

■住宅用分電盤のトラブルに注意!(国民生活センターHPより)
http://www.kokusen.go.jp/test/data/s_test/n-20080410_1.html
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●誰の責任か

まず、電力会社には補償を求める事はできません。

分電盤は家主の所有物になるので、家主に安全配慮義務があります。

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●チェック方法

※感電には気をつけて、配線などに触れないように見てください。

1)屋外の電力メーターに「単相3線式」と書かれていたら要注意。

2)分電盤の漏電遮断器に「中性線欠相保護付」と表示があればOK。

3)表示が無ければ耐用年数も超えているので2万円位で交換可能。

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