平和な世の中に慣れてしまった生活。突然の災害・事件に対処できるのだろうか?

文字サイズ
標準サイズ
大きいサイズ
記事検索

身近に感じる危機管理

身近に感じる危機管理

平和な世の中に慣れてしまった生活。突然の災害・事件に対処できるのだろうか?

保険をもっとわかりやすく > 身近に感じる危機管理 > 第17話 真面目にやろう防災訓練

第17話 真面目にやろう防災訓練

ラジオのニュースからは、「宅急便です」と名乗られドアを開けた主婦が大けがを負わされた。と報道しています。

以前にも書きましたが、ドア越しに「どなたからの荷物でしょうか」と聞きなおしてください。

また送る方も、一声、ひとメール送っておくと安全です。

さて、今月の「身近に感じる“危機管理”」は防災訓練です。

今年の暦では、三の酉までありますから「火事が多い」と言われます。

この時期、会社や学校、建物全体で防災訓練を行っているのを見かけますが、なかなか真剣にできていない様子です。危険ですよ。

———–
■職場でも、カンタンにできる防災訓練
———–

1)皆さん、各々の机の下に潜れるスペースがありますか?

2)消火器はどこにありますか?

3)非常ベルは?

4)非常出口はどこですか?真っ暗闇でも出口までたどり着けますか。

5)非常階段の扉、開きますか?そこには物など(植木とかブロックとか)置かれていませんか。

6)その靴で(サンダルなど)、地上まで降りられますか?

7)みんなで緊急避難場所まで、実際に歩いてみよう。救急病院の場所、急患の受付口を知っておこう。

8)途中のビルを見上げて、次なる危険を予知しておこう。(ガラス張りのビルは2次災害を予測してください)

9)担架(タンカ)を試してみよう。協力しないと結構重いです。

10)可能あれば、一度自宅まで歩いて帰ってみましょう。途中の「災害時帰宅支援ステーション」も確認しておきましょう。一時的な休憩、情報、水、トイレなど、提供してもらえます。

———–
■自宅でも、カンタンに楽しくやろう防災訓練
———–

1)寝室の家具が、寝ている頭に倒れてくる危険性は?

2)自宅内の退避経路に、ガラスなど落ちて散乱しないだろうか?

3)お風呂の水を抜くのは翌朝に。トイレ用に必要です。

4)寝る前、玄関に緊急脱出用の靴を並べておくのはいかがですか。

5)ひとりにひとつずつ、持ち出しリュック。季節も考えて。

6)消火器の使い方、使用期限切れで試してみては。

7)家族との待合せ場所(緊急避難場所)まで、実際に歩いてみよう。

8)コンビニ、ファミレス、ガソリンスタンド等、子供さんたちとも一緒に「災害時帰宅支援ステーション・ステッカー」を確認して、休憩、情報、水、トイレ等利用できることを説明しましょう。

9)救急病院の場所を知っておこう。

10)ペットのケアも相談しておいてね。大事な家族です。

【参考にさせて頂いたサイト】

■災害時帰宅支援ステーション・ステッカー
http://www.city.sasayama.hyogo.jp/bosai/bs050614.html

■災害時徒歩帰宅者支援ステーション・ステッカー(千葉県の例)
http://www.chibaseki.jp/saigai/

ページの先頭へ


メルマガカテゴリー

ネットde保険@とらべる

過去の記事(年別)
プロフィール

保険の基礎知識や保険選びの知識、保険に頼らない健康づくりなどの情報をメールマガジンで配信しております。

保険見直し、保険選びのご相談は遠井保険事務所へ

モバイル版

このメルマガバックナンバーは、携帯電話でも閲覧できます。下のQRコードを読み取ってアクセス!

http://melmaga.toy-hoken.co.jp/


Copyright (C) ほけんのABC All Rights Reserved.