ラジオのニュースからは、「宅急便です」と名乗られドアを開けた主婦が大けがを負わされた。と報道しています。
以前にも書きましたが、ドア越しに「どなたからの荷物でしょうか」と聞きなおしてください。
また送る方も、一声、ひとメール送っておくと安全です。
さて、今月の「身近に感じる“危機管理”」は防災訓練です。
今年の暦では、三の酉までありますから「火事が多い」と言われます。
この時期、会社や学校、建物全体で防災訓練を行っているのを見かけますが、なかなか真剣にできていない様子です。危険ですよ。
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■職場でも、カンタンにできる防災訓練
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1)皆さん、各々の机の下に潜れるスペースがありますか?
2)消火器はどこにありますか?
3)非常ベルは?
4)非常出口はどこですか?真っ暗闇でも出口までたどり着けますか。
5)非常階段の扉、開きますか?そこには物など(植木とかブロックとか)置かれていませんか。
6)その靴で(サンダルなど)、地上まで降りられますか?
7)みんなで緊急避難場所まで、実際に歩いてみよう。救急病院の場所、急患の受付口を知っておこう。
8)途中のビルを見上げて、次なる危険を予知しておこう。(ガラス張りのビルは2次災害を予測してください)
9)担架(タンカ)を試してみよう。協力しないと結構重いです。
10)可能あれば、一度自宅まで歩いて帰ってみましょう。途中の「災害時帰宅支援ステーション」も確認しておきましょう。一時的な休憩、情報、水、トイレなど、提供してもらえます。
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■自宅でも、カンタンに楽しくやろう防災訓練
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1)寝室の家具が、寝ている頭に倒れてくる危険性は?
2)自宅内の退避経路に、ガラスなど落ちて散乱しないだろうか?
3)お風呂の水を抜くのは翌朝に。トイレ用に必要です。
4)寝る前、玄関に緊急脱出用の靴を並べておくのはいかがですか。
5)ひとりにひとつずつ、持ち出しリュック。季節も考えて。
6)消火器の使い方、使用期限切れで試してみては。
7)家族との待合せ場所(緊急避難場所)まで、実際に歩いてみよう。
8)コンビニ、ファミレス、ガソリンスタンド等、子供さんたちとも一緒に「災害時帰宅支援ステーション・ステッカー」を確認して、休憩、情報、水、トイレ等利用できることを説明しましょう。
9)救急病院の場所を知っておこう。
10)ペットのケアも相談しておいてね。大事な家族です。
【参考にさせて頂いたサイト】
■災害時帰宅支援ステーション・ステッカー
http://www.city.sasayama.hyogo.jp/bosai/bs050614.html
■災害時徒歩帰宅者支援ステーション・ステッカー(千葉県の例)
http://www.chibaseki.jp/saigai/
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